2016年 09月 23日
今まで、漢方医学を勉強して自然界について陰陽で表していることを学んできました。 体は熱量のある、熱っぽい体の人と、逆に冷えて寒寒しい人がおります。 例えば弱い体質(漢方医学では虚証という)というと病気にかかりやすい性質であり、病気が治りにくい性質であることを意味します。要するに病気に対する抵抗力が弱く、自然治癒力が弱いという事になります。 これに対して強い体質(漢方医学では実証という)とは、病気にかかっても治りやすく病気に対して抵抗力のある体質を言います。 物理的体質もさることながら、他に精神的要因も必ず作用していることがあります。 いわゆる生きることにプラス(生命に対して喜びを感じて生きている事)か、マイナス(生命に対して苦しみを感じて生きている)かであります。 すべての事に感謝・喜び・感動であるプラスの感じをもって生きているのか、それとも愚痴・不足・不満のマイナスの感じをもって生きていくかであります。 言い換えると生きる事にポジティブの生き方をするのか、またはネガティブの生き方をするのかであります。 しかし、プラスで生きて行くことが理想的な生き方となるわけなのであります。 しかしながら、なかなかプラスには感じて生きて行くことは難しいのであります。 では、どのように生きたらよいのでしょうか。 そこでプラスの生き方をする為には、他の役に立つための助けたい助けたいと思うプラスの貯金の生き方をしなければなりません この事を先人は徳という言葉を使って表現しています。 そのような生き方をすれば徳という目には見えない運命の財産・運命の貯金が増えていきます。 しかし、助けてくれ助けてくれとマイナスの借金の生き方をすれば借金がますます増えて、徳という目には見えない運命財産・運命の借金となっていきます。 要するに、徳という貯金を増やしていくか、不徳の借金を作っていくかであります。 しかし、現実の生活の中で、このことが意識して分からず、生きる意味も分からず、つまり、生きること自体もホームレスのように、ただ生きてるから生きてるといったような生き方をしています。 最終的には徳・不徳にあります。
by shizennori1
| 2016-09-23 18:46
| 1.よりよく生きる生き方
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アバウト
自然界に生かされて,何をどのように生きたらよいのか、その意味を良くわかって生きて行かなければなりません。その生き方を考えます。だから事実である事が非常に大事であります。
by shizennori1 カテゴリ
Ⅰ.気とは何でしょう Ⅱ.病は気から Ⅲ.気を病んではいけない Ⅳ.気の充実が「運」を開く Ⅴ.自然治癒力を高める「内気」 Ⅵ.心臓と血液のめぐり Ⅶ.血の病のいろいろ Ⅷ.血の働きを良くするもの Ⅸ.余分な水分を溜めてはいけない ⅩⅠ.五臓と体液との関係① Ⅹ.皮膚からの水分の代謝を良くする方法 ⅩⅡ.五臓と体液との関係② ⅩⅢ.「五行」の思想のはじまり ⅩⅣ.食物・生薬の「五味」の働き ⅩⅤ.「食物の気」の働き ⅩⅥ.四季にうまく「気」を取りこむ ⅩⅦ.季節で変わる五臓の働き ⅩⅧ.正しい食物の「気味」の取り方 1.よりよく生きる生き方 2.徳を積む生き方 3.徳はどうして増やせるのか 4.徳積の生き方と不徳な生き方の相違 5.①知性・理性・感性について 6.②知性・理性・感性について 7.③知性・理性・感性について 8.有意味行為の原則 9.運命を良くする生命霊財産(徳)① 10.運命を良くする生命霊財産(徳)② 11.「生命の親」の御存在 ※西郷南洲翁遺訓 12.「能動変化の理法」 13.「平均調和安定の理法」 14.「出発発展の理法」 15.「種類分化の理法」 16.「強度継続の理法」 17.「循環の理法」 18.「終止限界の理法」 19.「作用総合の理法」 20.「原因・結果の理法」① 20.「原因・結果の理法」② 20.「原因・結果の理法」③ 21.「機会・場の理法」 22.プラス善とマイナス悪 23.「悟り」と「苦しみ」 24.霊的観念・命霊観念 25.親心と子心 26.生命の役割と機能 27.生命的役割 28.「大自然界」の生き方 29.真生命霊財産(徳) 30.より良く生きること① 31.より良く生きること② 32.観念のフイルム 33.内在的な心の世界と外在的世界 34.親性と人間性 35.存在の原理 36.親子の原理 37.親目的について 38.食物連鎖の理 39.価値の段階 40.創設設定の原理 41.生命自覚証の理 42.十元の理法Ⅰ 43.十元の理法Ⅱ 44.十元の理法Ⅲ 45.事状身状の助かり方 46.大自然界の教え 47.大自然界の教え② 48.大自然界の教え③ 49.生命霊生存活動の理 50.親性一体全体 親調和 親秩序の理 51.生命霊の理 リンク
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