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カテゴリ:Ⅱ.病は気から( 1 )


2016年 08月 09日

Ⅱ.病は気から

漢方での病理の基本となっているものに、「気・血・水」の調和があります。前に述べたように、気が人体の血をめぐらし、水を動かして、バランス良く働いているときは健康である、という考え方です。

つまり、気は、心と体を統制し、調節するコントロール・タワーのような役目を果たしているわけですから、気が程よく充実し、身体の中でバランスよくめぐっていれば、いつも健康なのです。

ところが、強いストレスを受けたり、精神的な負担の多い生活を続けていると、バランスが崩れて、気の流れや巡りは、悪くなります。これを漢方では「気が枯れる」とか「気がつまる」といっています。

このような状態になると、気は空回りし、ヘソを中心に、どうどうめぐりをし始め、精神不安が起こります。この気がさらに上昇すると、頭痛、めまい、肩こり、抜け毛、円形脱毛症、不眠症、健忘症などの症状が現れてくるのです。また、強いストレスを受けると、気は臓器にも悪影響を与えます。ストレス・ショックを受けやすい内臓は、胃や十二指腸で、胃潰瘍、十二指腸潰瘍がよく知られていますが、症状が長引くと、肝臓にも負担をかける原因になりかねません。心臓もストレスを受けやすく、心臓神経症などの症状が現れたり、症状が悪化することが、しばしばあります。

また、腎臓や膀胱がストレスを受けると、血尿がでることさえあります。要するに、気力の充実もさることながら、日常生活の中で適度に緊張を解きほぐし、気分をリラックスさせることが大切なわけです。

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by shizennori1 | 2016-08-09 19:39 | Ⅱ.病は気から